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レタッチ [食べ物編]

2013.10.14(00:06) 13

 前回の続きです。が、この記事だけでも読めるように分けました。

 この記事では前回 Blender から取り出したZバッファを使ってレタッチした工程をメモしておきます。

[手順]
1.Photoshop を起動し、レンダリングした画像を開く。名前を付けて psd 形式で保存する。

2.Zバッファの画像を開き、コピーしてさっき作った psd ファイルの別レイヤーに持ってくる。
 (バックアップ目的)。

3.オムライスのあるレイヤーにレイヤーマスクを作成します。

4.レイヤーマスクのサムネイルの上で Alt+左クリック。これでマスクを編集できるようになります。

5.Zバッファの画像を貼り付けて、もう一度サムネイルの上で Alt+左クリックを押しモードを終了します。

6.次にボカシを掛けます。(フィルター>ぼかし>ぼかし(レンズ))
 [深度情報]の項目でレイヤーマスクを選択し、焦点距離を調節します。
 [虹彩絞り]の項目で絞り形状やボカシの半径を決めてください。
 (一眼レフの仕組みをシミュレーションしてるっぽいですね)
 [スペキュラハイライト]の項目は今回いじりません。これが活躍するのは夜景などの場合です。
 [ノイズ]の項目は控えめに掛けるとフィルムで撮影したかのような雰囲気が出ます。
 値は1~2くらいが良いでしょう。やり過ぎると不自然になります。

参考文献:知らないと損!Photoshopの「マスク」機能の使い方



 さてさて、被写界深度が出来たところで次はレタッチの醍醐味、「いろいろフィルターを掛けておいしそうに魅せる作業」です。絵を勉強したことを応用してたら出来た完全に自己流のやり方ですが、大抵の食べ物には使えると思うので書いておきます。

[手順]
1.とりあえず参考画像を見てください。
 retouch_001.png
 左に行くほどフィルターが掛かっています。違いが分かりにくくて申し訳ないです。

2.ここから具体的な方法とそれぞれのレイヤーの効果を説明します。
 オーバーレイ 15%:元の画像に重ねます。これは画像の彩度を上げる役割をしています。
 比較(明) 25%:これも更に重ね掛けです。これはグロー効果のためのレイヤーです。
 ※これは勝手な憶測ですが、人間は食べ物を食べると交感神経が興奮して瞳孔が開きます。
  でも目で見ただけでも、条件反射で交感神経が興奮して瞳孔が開いてしまうのだと思います。
  それを画像上で再現することで実際に食欲が湧いたときの臨場感を云々かんぬん……。


3.ここで一旦可視レイヤーを統合し、画像の露光量を調節します。(イメージ>色調補正>露光量)
 画像の一番明るいところが白飛びする直前くらいまで明るさを上げます。
 (今回は元々色の明るい部分の面積が広い食べ物なので全体としては暗い仕上がりになりました;)
 これも瞳孔が開いた際の見え方の模倣です。

4.レイヤーを複製し、フィルターを掛けます。
 これは温かみを出すための作業です。
 一応シーン設定時に電球色の光源を使ってはありますが更に追い打ちを掛けます。

 全選択してレンズフィルターを掛けます。(イメージ>色調補正>レンズフィルター)
 言われないと判らないくらい微妙に暖色系のフィルターを掛けます。 おわり
 ※水や金属などを魅せる場合はシアン系が活躍します。

完成品はこちら(*・ω・)つ(■■)
 
[補足]
 一枚の絵に次々と効果を掛けていくよりは、効果ごとにレイヤーを分けたり複製したものを使うことで、前段階の操作に戻って修正したりフェードしたりといったことが出来るようになり、編集の自由度が上がります。
(動画で同じことをした場合はかなり処理が重たいのでしょうが……;)
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